Category Archives: 雑感

栄養療法について ふと思う事


分子整合栄養医学のセミナーや勉強会に参加した後に

講義が開催された施設を抜けて一歩外に出ると、そこには都心の繁華街が広がります

 

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栄養療法という、極めてニッチで専門的でミクロな領域から
ごくありふれた日常へと突然放り出されるのです

 

およそ栄養両方には全く関心が無いであろう人々が忙しなく行き交い
仕事なり、買い物なり、散歩なり、
各々の目的を果たしながら通り過ぎていきます

 
クリニックから通りを一本外れればそこは東京のカオス

 

殊、新宿にはいろんな種類のヒトが存在します

 
新宿二丁目のホモやゲイや女装家らが集う異次元空間が広がり
伊勢丹に入れば、煌びやかな内装や流行の商品に誘惑され
歌舞伎町方面へと足を延ばせば、ありとあらゆる欲に満ちた世界が押し寄せて来る訳です

 

 

 

単なる細胞の集合体でしかない我々人間は何の為に生きているのか?

細胞が固まりでしかたない固体が、どうして1つ1つ他人と異なるのか

心の底から湧きあがってくる悩みや悲しみや喜びの感情
これは一体どこからやって来るのか?

 

情報の洪水に溺れ、雑多な出来事に苛まれつつも
人生の喜怒哀楽にどうにか折り合いをつけて生きている毎日

 

普通の人は細胞がどのような働きをしているかだなんて考えないですし
今この瞬間、臓器が正常に動いている事を実感する事も勿論ない

 

病気や心の苦しみを癒すのに栄養やら細胞やらの話なんかしたら、
頭が相当イッちゃってると思われる….

 

細胞や栄養素のメカニズムに虜になり
栄養療法の魅力にはまってしまった人間にとっては避けては通れない現実
そんな事を常々考えてしまいます

 

第52回 日本白内障学会総会

日本白内障学会
第52回 日本白内障学会総会 のお知らせを見つけました

東京ディズニーランドで盛大に開催されるみたいです

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内容を見ると、目的と手段があべこべのようですが、
それにしてもとーっても楽しそうな学会ですね…

http://www.jscr.net/sokai/

 

糖尿病は治る 柳沢文正著

先日、古本屋にて徐に手に取った本です

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随分と歴史を感じる本ですが、タイトルが目に留まりました

中をパラパラめくりますと、
砂糖や精製された炭水化物について制限すべきとの記載がありました

カロリー計算に基づく食事療法や運動を日常生活に取り入れることにも触れていますので、
スタンダードな糖尿病治療の本なのかもしれませんが、

 

この時代から、「糖質制限」 に注目されていたドクターはやはり存在していたのですね
著者である柳沢文正についてネット検索してみた所、こんな結果が出てきました

【日本の石けん運動の歴史】 受難の先駆者

「あとひとつ」:それでも彼はくじけなかった

合成洗剤の怖さ (本当に怖いのはそれを使わせる政府)

 

戦後間もない頃から、食品添加物や石油化学製品などの危険性を認識

世の中にとって都合の悪い事であったとしても正々堂々と戦い
周囲からの圧力に決して屈しなかった

柳沢博士は今となっては無名の人物ですが、沢山著書を出されている方のようです
こうした生き様を選んだ方々には敬意を払いたいですね

 
栄養療法や糖質制限も、未だに特殊なものと判断され、
医療業界では「異端」として扱われています

「科学的エビデンスが無い」
「サプリメントで栄養補給した所で、治療費が無駄になるだけ」
「過ぎたるは及ばざるがごとし」

色々と言われることも多々ありますが、
自分の身体と向き合い、定期的な血液測定や体調管理をしながら
効果を探っていきたいなと考えています

糖尿病治験と癌検査キット

自宅のポストに投函されていたチラシです

糖尿病の治験参加者募集のお知らせ

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「週1回のお薬」開発のための治験だそうです。

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個人的にどんな内容なのか非常に興味がありますが、
条件は2型糖尿病であることと現在治療中であることだそうです

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連絡先は、株式会社クロエという所ですが、
ここでは単純に被験者募集の広告代理業をやっているだけに過ぎないのでしょうか?
実際の治験の業務委託もやるんでしょうか?

医療業界も非常に裾のが広い分野です
こんな業種、業態もあるのか!と勉強になりますね

 

先日放送の、NHKあさイチ 「女の糖尿病」に出演された北里大学の山田 悟先生も仰っていますが、
糖質制限が医学会かも一般社会でも認められる為には、長期的なデータが必要です

権威のある日本の保守的な学会が、糖質制限という新しい手法を公式に認めるまでには
相当な時間を要するのかもしれませんが、
いずれは、公的な機関が然るべき方法で、糖質制限に関する長期的な臨床研究を行う日がくるといいなと考えています

 

 

「糖質制限による糖尿病の治験参加者募集!」

こんな募集があったとしたら、瞬く間に参加者殺到になるような気がしています

 

 

もう、一枚は郵便局で見つけたチラシ

ドクターアンドポスト 郵送検診 検査キット

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前立腺がんや肺がん、胃がん、ピロリ菌などの検査キットを購入
ゆうぱっくで受け取ったのちに、自分で検査して検査結果が送られてくるのだそうです

何だかよく分かりませんが、今なら10%Off!

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アフターサービスも万全みたいですね
メディカルコンシェルジュサービスだそうです

株式会社セルメスタという企業が運営しているようで、
郵送検診事業に当たるようです

検査メーカーは、株式会社健康バスケット

 

個人的には、女性応援セットとやらが気になりますが、
果たして自分できちんと検査する事って出来るのでしょうか?

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色々な意味で印象的なチラシ2枚でした…

極北の怪異 ~イヌイットの狩猟生活~

糖質制限を続けて行くに当たり、
「そんな極端な食事で大丈夫なのか?」
「高タンパクな食生活になり、健康に障害は出ないのか?」
「偏った食事のせいで、病気になるのでは?」
という疑問を投げかけられる事は多々あります。

糖質制限に疑問を投げかける人の意見としては、
長期的に糖質制限を継続すると、高コレステロールや高血圧、腎不全、腎結石のリスクを生じるといったものが多いようです。

公平且つ明瞭な統計結果を以てして、科学的なエビデンスを確立する事の必要性は理解できるのですが、
臨床現場で立証されている劇的な症状改善例を見ると、
そうしたデータの有無に関わらず、糖質制限の正当性、信憑性は極めて確たるものだと感じています。

 

 

私の場合、生化学的な代謝構造や医学的知識に基づき、糖質制限に至った訳ではありませんが
江部先生始め、多くの糖質制限支持者が唱えるように、
原始時代の人の生活を振り返った時、彼がが糖質を摂らない生活を送って来た事を考えると
すんなりと受け入れられる事が出来ました。

 

元来、人間は狩猟採集の生活の糧とし、農耕技術や精製技術が発達するまでは穀類(炭水化物)や精製小麦、砂糖は口にしていない事は事実です。

 

江部康二先生のベストセラー 『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』 では、
イヌイットの高タンパク・高脂質な食生活に関する調査結果にスポットを当てています。

 

植物も殆ど生息しない過酷な環境の中、偏った食生活をしているイヌイットは、
脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化、潰瘍性大腸炎、歯髄炎、癌、糖尿病などの病気が極めて少なかったそうです。

 

極寒の中、毎日の狩猟・漁労生活では相当のエネルギーを消費し、
数日に渡り食糧にありつけない事も当然である暮らしですから、一般人のそれとは大きく異なる部分もあると思います。

 

しかし、仕留めた大型動物をその場で解体し、血が滴る状態で喰らう彼らが、
現代病を患うことなく、健康に逞しく生きているという事実を鑑みると
糖質制限の概念はすんなりと受け入れられるものだと思います。

 

と、言う訳で、今回はそんなイヌイットの生活を刻銘に記録したドキュメンタリーの紹介です。

極北の怪異(極北のナヌーク)

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カナダ北部に住むイヌイット一家と15ヵ月に渡って生活をした米国人が撮影した作品です。

1922年製作の白黒サイレント映画です。

日本でも戦前に既に公開され、人気を博したとか

我々日本人と民族的にも近い面立ちなので、ある意味非常に親近感を覚えます。

猛々しい犬ぞりや移住生活でイグルー(雪の住居)を組み立てる場面は興味深く、
部族の長が巨大なセイウチやアザラシを仕留めるシーンは圧巻です!

西洋の貿易会社と市場で動物の毛皮と物品を交換するシーンでは、
西洋人の男性がイヌイットの子供たちに生クリームたっぷりのお菓子を与えている姿も撮影されています。

彼らの多くは、貴重な白熊や狐の毛皮と引き換えに、
(たかが!)ビーズやキャンディーを得たのだそうです…

 

映画の終盤にはこんな解説がありました。

『イヌイットは白人と接触を深めるにつれ、集落を形成し定着するようになる。
キリスト教を信じ、小学校教育を受け、狩猟には銃を用い、カヤック(皮舟)がモーターボートに、
犬ぞりが雪上車に代わり、小麦、バター、紅茶など生活も近代化した。』

ピンクリボン運動 その意義は如何に?

10月は乳がん月間。
毎年乳がんを意識してもらう月だそうです。 (へー)

ピンクリボンフェスティバルと称して、日本各地で様々なイベントが開催されたようです。

早期発見によって適切な処理を行うため、
マンモグラフィ検査を促す啓蒙活動がのが目的だそうですが、
個人的にこの活動には非常に疑問を覚えます。

そもそも、この検診事態にどれ程の意味があるのか?
同時に、この検診の周知・活性化を図る為に派手なイベントを実施する意味があるのか?

前者については、今後機会があれば詳しく触れたいと思います。

後者については、高層ビルをピンク色にライトアップしたり、該当でパンフレットを配ったり、関連グッズを販売する事が、乳がんの治療とどう結びつくのか不明に感じます。

海外でもピンクリボンのイベントスポンサーやファッションブランドがセレブやモデルとチャリティーパーティなんぞを開催していますが、乳がんの根本的予防や完治に貢献しているとは思えません。

スポンサー企業がCSRの向上や節税対策としての寄付金を納付するという意味では、大いに開催意義はあるでしょう。
仮に寄付金が本当に困っている人達の元に届くのあれば、良い側面からもイベントの目的は果たしていると思います。

一方で、本活動の実態が、
外資系医療機器メーカによる日本への検査装置の販促活動の一端を担うものだとすれば、大変由々しきことです。

東京タワーはやっぱり赤色が一番似合うと思います。
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