Category Archives: セミナー/学会/講演会

8月 新宿 溝口クリニック 座談会

 

8月6日に開催された、栄養療法の溝口先生による座談会に参加してきました。
座談会のテーマは  『栄養療法とクリニックについて

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7月の座談会にてアナウンスがあった通り、
8月・9月の座談会は、患者交流会・情報交換会 という主旨で進められます

 

参加人数は15名程度
大半が、これから栄養療法を始めようと思っている方のようでした

 

冒頭では、溝口先生より栄養療法の概略について説明

■細胞の機能
 細胞を構成している物質と細胞をはたらかせる物質の濃度によって決まる

■細胞を構成する物質も、細胞をはたらかせる物質も常に入れ替わっている
 生体恒常性(ホメオスタシス)の維持

 

結局の所、最適な濃度は通常の食事からは得られる事が出来ないので
サプリメントで補いましょうという結論に帰着するようです

 

ここで言う、最適な栄養素の濃度とは、固体差がある為、
同じ食べ物を食べていても、同じような疾患を抱えていても、
私と貴方では、身体にとって最適な量は全く異なります

 

厚生労働省が指定する、
ビタミンやミネラルの基準量を遥かに超過する量を摂取しなければならない場合もあるのです

 

厚生労働省発表
平成21年5月29日

日本人の食事摂取基準」 (2010年版)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.html

 

後半では、参加者同士が質問や意見交換を行う形式で進められました

参加者の方から挙がったコメントです

・鍼灸師
個人的に栄養療法の勉強をしている
現代の医学部と同じように、東洋医学の世界でも 『栄養学』 について学ぶ機会はほぼ無い
不眠などで通っている患者に(漢方処方よりも)有効なのでは?と思い自主的に参加した

 

・母親
子供(3,4歳)に発達障害がある
ネットで調査をし、発育に効果があると思われるサプリを自己流で摂取をしているものの、
具体的にどんな種類のサプリをどの程度飲めば良いのか分からない
 
母乳を止めて以降、牛乳を毎日大量に摂取しているが、ネットで調べる限りではやめた方が良いという書き込みが多い。 やはり、牛乳は与えない方が良いのか?

 

・一般
親戚が統合失調症と診断され、十数年治療中
栄養療法でどこまで改善が見込まれるのか?
精神科という専門の病院で長らく見て貰っているので、
果たして栄養療法で治るのか正直不安はある 
母親の褥瘡治療にも栄養療法を生かしたいと考えている
現状お世話になっている主治医との関係を壊さずに、栄養療法を取り入れるコツは?

 

・双極性障害、うつの患者 (溝口クリニック通院中)
 パニック、不眠、気分の落ち込みがあったが医療用サプリを摂取し始めたら著効した
 症状も大分改善された
 安価な海外サプリメントも出回っているが、経済的に余裕があればMSSのサプリをお薦めする

 

などなど、皆さん思いの丈をぶつけ合う素晴らしい積極的な会となりました。

 

栄養療法に関しては、体系的な情報が存在しておらず、ネットでも情報が限られています。

 

近くで、栄養療法を実践しているクリニックが存在したとしても、
その先生が実際にどのような方か、どういう治療方針かが分からないので、
皆さん不安に感じているのだという印象を受けました

 

栄養療法を実践中、或いは、これから取り入れようとしているドクターの方がいれば
都心や地方に関わらず、どんどんネットや書籍で情報発信して欲しいと思いました

 

次回の座談会

日程: 9月3日 (火曜日)
場所: 新宿溝口クリニック セミナールーム(御苑前311ビル4階)
定員: 約35名
費用: 無 料
<対象者>
・医療機関で栄養療法を行っている方とその家族やお知り合い
・受診を検討されている方など

15:30 ~ 16:15 患者交流会・情報交換会
16:15 ~ 16:30 クリニック受診説明会(医師による診療相談ではありません)

申込みはこちら
http://www.shinjuku-clinic.jp/form_seminar/general_s02.pdf

北里研究所病院 糖尿病センター 糖質制限食 お料理教室

 

北里研究所病院 糖尿病センター
レストランつくし にて低糖質制限食の料理教室が開催されます

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■開催日時:2013年 8月 10日(土曜)12:30~14:00

■開催場所:東京都港区白金5-9-1 北里研究所病院 2F レストランつくし

■参加費用:2,500円(税込)お土産付

■参加講師:
北里研究所病院 糖尿病センター長    山田悟医師
北里研究所病院 管理栄養士  内田涼一氏
レストラン つくし シェフ  宮川直人氏

■申込みはこちら
http://www.shufu.co.jp/info/130810_toushituseigen.pdf

*当日は、マスコミ、メディアの取材が入るそうです

 

日本糖質制限医療推進協会 イベント先行告知

糖質制限の江部先生が理事長を務める
日本糖質制限医療推進協会より、イベントの先行告知がありました

■日時:2013年8月31日(土) 18:00~20:00 (17:40開場)

■会場:大阪新阪急ホテル
大阪府大阪市北区芝田1-1-35
http://www.hankyu-hotel.com/hotel/osakashh/access/index.html

■内容
スペシャルゲスト (爆笑トークが繰り広げられるそうです!)
・中村巧医学博士(中村整形外科リハビリクリニック)
・板東浩医学博士(徳島市)

■形式:立食

■参加費:
・賛助会員    8,600円
・一般(非会員) 9,500円

■支払い方法:クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。

■申し込み方法
事務局 info@toushitsuseigen.or.jp までメール申込み

■申し込みの流れ
1.氏名(フルネーム)を明記の上、メールにて連絡
2.事務局より支払い方法についてメールで連絡
3.入金確認後、予約確定のメールを送付

■注意事項
・完全予約制 当日参加は不可
・キャンセルは8月24日(土)まで それ以降の返金は不可

 

会員向けに先行でメール案内が来ましたが、一般の方でご興味のある方は
日本糖質制限医療推進協会のサイトをチェックしてみて下さい
http://toushitsuseigen.or.jp/

 

溝口クリニック 分子栄養学勉強会

2013年7月13日(土)に新宿溝口クリニックにて
定真理子先生による月次の定期勉強会が開かれました

今回のテーマは、
皮膚・粘膜・粘液と栄養 - 口腔内トラブルなど -』

口から肛門まで一本で繋がる消化管は、
もともとが表体の皮膚であったものが、
織り畳まれながら生体内を通貫するようになりました

この事から、口から肛門までの消化管は
人の身体を貫く一本の筒であり、『身体の外』である事はご存知の方も多いと思います

消化管は内なる外なんですね

消化器は一本の 「ちくわ」 と表現される事が多いです

イメージ

CapD20130724

 

 

 

 

 

 

*定先生のセミナー資料とは異なります
出展: トリセツ・カラダ 海堂 尊

 

歯を除く口腔も表面は粘膜で覆われており、
食物摂取をはじめとして外科医からの異物や刺激が最初に侵入してくる最前線です

 

口腔内の管理、歯周病の予防・治療が
糖尿病や癌、動脈硬化を含などの生活習慣病と深い関わりがある事は
以前にもに定先生の勉強会で学んだ通りです

 

口内炎』では、
口腔粘膜上皮基底細胞が障害されますが、このような炎症にも栄養素が大きな役割を果たし、
ビタミンB6が有効だそうです

但し、難治性(なかなか治りにくい)口内炎を患っている患者さんも多いらしく
その場合には、

・グルタミン酸 → 粘膜形成・強化
・ビタミンA     →  細胞分化の促進

も合わせて摂取する事で、早期治療の効果が期待できるそうです

 

 

唾液の分泌』 も生体の健康維持には重要です

・ 口腔内の保護 (損傷の予防、保湿の維持)
・ 細菌の繁殖防御

これらの抗菌因子としては、
ムチン、ラクトフェリン、IgA、リゾチーム、ペルオキシターゼ、ヒスタチン
が挙げられます

 

 

ドライマウス(唾液分泌低下)』 による身体への影響も学習しました
会話がし難い、食事がし難い、味覚障害、口臭、歯周病など

唾液が減る理由としては
・ ストレス
・ 加齢
・ 生活習慣病
・ 糖尿病
・ 環境
・ 薬(血圧調整剤、胃酸抑制剤、利尿剤、鎮痛剤)

 

唾液分泌を促進させるために、
良く噛んで食べる事、唾液腺をマッサージする事で分泌向上が図れますが、
下記栄養素の補給が効能持つそうです

・ コンドロイチン硫酸、グルコサミン(唾液成分)
・ カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンK(唾液の石灰化対策)
・ ビタミンA (唾液腺の分化正常化)
・ CoQ10 (唾液腺の促進)

 

加えて、
角化の正常化や角層バリアの維持、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ニキビ、帯状疱疹など
皮膚・粘膜・粘液に関連する疾患に対して有効な栄養素に関しても包括的にご教示頂きました


内容盛りだくさんな2時間の講義でした

これで定先生の勉強会は一旦終了となります

8月の夏季休暇を挟み
9月から新たな勉強会がスタートする予定だそうです

 

次回は9月14日(土曜)の開催予定

 

秋からの勉強会も楽しみです

 

溝口クリニック お知らせ・最新情報
http://www.shinjuku-clinic.jp/info/#entry-276

 

7月 新宿 溝口クリニック 座談会

7月2日に開催された、栄養療法の溝口先生による座談会に参加してきました。
座談会のテーマは  『肝臓のはたらき』

 

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肝臓は、右上腹部にある重さ約1kg強の、人体最大の臓器です
厚みのある大きい右葉と、小さい左葉があり、これを分けているのが肝鎌状間膜です

肝臓(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%9D%E8%87%93

 

肝臓には様々なはたらきがあります

■糖代謝
ブドウ糖を集めてグリコーゲンとして一時貯蔵
血液中のブドウ糖濃度(血糖値)を安定させる

■タンパク質代謝
アミノ酸を合成し血液中に放出する
アミノ酸を分解して生じたアンモニアを無害な尿素に変える

■脂質代謝
脂肪酸、コレステロールなどを合成
リポタンパク質を血液中に送り出す

■血漿タンパク質合成
アルブミン、グロブリンなど血漿中のタンパク質の大部分を合成
血液中に放出する

■ビタミン・ホルモン代謝
ビタミンAを貯蔵
ビタミンDを活性化
ステロイドホルモンを分解

■解毒(抱合)
脂溶性物質を、排泄しやすいよう、酸化・還元処理をして水溶性に変える

■胆汁生成
不要な物質を胆汁中に分泌、腸管に排泄
胆汁成分は脂肪の消化を助ける

出展:ぜんぶわかる人体解剖図 成美堂出版
*溝口先生の座談会スライドとは異なります

 

肝臓は、他の臓器とは異なる独特の血液循環系を持っています
心臓から肝臓へ酸素を運ぶ肝動脈(30%)と栄養素を運ぶ門脈(70%)の2つの血管系があります

心拍出量の血流配(肝循環血液量)は25%を占めます

 
肝臓には「門脈」という、小腸の毛細血管が集まった太い血管があり、
この血管を通じて、
グルコース(ブドウ糖)やアミノ酸の単位まで分解された栄養素が
小腸から肝臓へと輸送されます

 

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身体にとって必要な栄養素は肝臓に集中し(脂肪以外:脂肪はリンパ管に入る)
それらの栄養素を代謝し、体内で活用できる形に作り変えるのです

 

また、肝臓には「胆管」という、肝臓で作られた胆汁を腸に運ぶ機能も持ち合わせています
胆汁は肝臓から分泌されて胆嚢で濃縮・貯蔵され、
食事をした際に、ビリルビン、コレステロールなど共に腸に放出されます

十二指腸に放出され、膵液と一緒になることで、
胆汁が膵液の持つ消化酵素を活発にし、脂肪やタンパク質を分解して腸から吸収しやすくします
腸から吸収された胆汁はまた肝臓に戻り、再度胆汁として分泌され
これを「腸肝循環」と呼びます

 

飲酒時のアルコール分解でも、肝臓は重要な役割を果たしています

アルコールは、肝臓で、毒性のあるアセトアルデヒドを経て、無毒な酢酸に分解されます
エチルアルコールからアセトアルデヒド、アセトアルデヒドから酢酸に代謝される際、
NAD→NADHに還元されますが、多飲するとこの代謝機構が崩れ、
アルコール性肝硬変などになるケースもあります

ここで必要となるのが、ニコチン酸(ナイアシン、ビタミンB3 )だそうです

精神疾患以外でも、肝臓でのアルコール代謝にも必要なビタミンなのですね

複雑な生化学ですが、こういう事のようです↓
飲酒とアセトアルデヒド
http://hobab.fc2web.com/sub4-Acetaldehyde.htm

*溝口先生の座談会とは異なる資料です

 

β酸化(脂肪酸からアセチルCoAを作り出し、ATPを生み出す代謝経路)においても
カルニチンなどのビタミン様物質が必要になります

 

身体にとって重要な役割を果たす肝臓ですが
ウィルスなどにより肝細胞が破壊され、コラーゲン繊維や詮議が細胞が増殖
慢性肝炎から肝硬変、肝がんに至る場合があります

 

専門的で複雑な内容にも及びますが、肝臓のはたらきについて
分子栄養学の観点から学ぶ事が出来た貴重な時間でした

 

溝口先生の座談会ですが、
8月と9月は、実験的に形式を変えて行われる予定だそうです

溝口先生の講義形式ではなく、
栄養療法に取り組む患者さんたちが集い
それぞれの体験談や治療における悩み、改善例、食事療法や情報共有を行う場にするそうです

「溝口先生を囲んでのランチ座談会を再び!」 という声も挙がっていました

 

詳しい内容はまだ未定のようですが、
参加者からの要望を受け付けているようです

今後の溝口クリニック 座談会
8月6日(火曜)15:30~
9月3日(火曜)15:30~

 

 

座談会では以下イベントの告知もありました

 


世界初の臨床セミナー
臨床美術士と臨床心理士がコラボすれば…

あなたのしらない世界にようこそ!
右脳活性アート・セッション

日程:8月23日(土曜)
会場:新宿溝口クリニック

受付開始 10:15~13:00
定員:30名
参加費:1,500円

詳細は未定だそうですが、近日中に告知があるもようです

問合せは、edgemyway@me.com

 2013-0702-163259345

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013-0702-163305501

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『子供の心とむきあう 講演会』

日程: 10月12日(土曜)
会場:ベルサール三田

受付開始 14:30
参加費:1,500円

申込み  http://ws.formzu.net/fgen/s33479894/

国際オーソモレキュラー医学会(ISOM)の日本学会の前日に、
一般向けに講演をする趣旨のようです

 

15:00~15:40
溝口徹先生 『子供の困ったは食事でよくなる』

15:40~17:99
ジェームズ・グリーンブラット先生 Dr. James Greenblatt
『子供の情緒・行動障害を理解する -遺伝、環境物質、栄養欠乏の影響-』

 2013-0702-163249154

 

 

 

 

 

 

 

 

一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会

江部先生のブログにて既に告知されている通り、
一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会が発足しました

———————————–
糖質制限食のより一層の普及を目指し、
医療関係者、糖尿病罹患者、糖尿病予備軍ならびにその家族を対象に、
講演会、交流促進事業、出版等の普及啓発活動を通し、
広く糖尿病治療ならびに食生活に関する正しい知識を流布することを
目的として設立された非営利団体です。
————————————

 

発足記念パーティーが、六本木ボタニカにて開催致されます。

夏井睦先生とのプチトークショーも行われるみたいです

盛り上がりそうなイベントですね!

 

詳しい内容や申込み方法は下記をご覧下さい
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2580.html

 

溝口クリニック 分子栄養学勉強会

2013年6月22日(土)に新宿溝口クリニックにて
定真理子先生による月次の定期勉強会が開かれました

今回のテーマは、
『身体と心の栄養 -ビタミンB群の働き-』
2013-0622-152122891

 

ビタミンB群はヒトの生体にとって欠かすことの出来ない栄養素です
-現代人がビタミンB群が不足する原因
-ビタミンB群の特徴
-ビタミンB群が補酵素としても機能するしくみ
-妊婦や児童の知能・身体発育にとっての重要
-不足する事で生じる症状
-神経伝達物質の合成にも深く関与している

事などを網羅的に学習しました
また、肝臓はビタミンB群の活性化と貯蔵において、重要な役割を果たします

飲酒をした際には、アルコール分解のために、大量のビタミンB1が消費されます

 

溝口先生の各本にも詳しく書かれていますが、
ビタミンB2だけ、ビタミンB6だけ、葉酸だけ…といった単一摂取では
最適な効果を発揮しません

ビタミンBは複数種類をまとめて摂取する必要があります

 

日本人の栄養所要量に規定されているビタミン摂取量は
栄養療法的には非常に少ない数値になります

細胞膜の強化や充分な酵素反応が円滑にできないのです 
今回も2時間に渡り、内容の濃い講義を受ける事が出来ました

 

講義の最中は理解しているつもりなのですが、
いざ持ち帰って資料とメモ書きを見返すと、まだまだ理解が追い付いていない部分が多々あります
自分で調べながら、繰り返し知識を養う、地道な努力が必要だと痛感しました

 

次回のセミナーは、7月13日(土曜日)15:30 から開催です。
8月のセミナーは夏季休暇の為お休みです。

 

新宿溝口クリニック 10周年記念シンポジウム

2013年9月8日(日曜) 
新宿溝口クリニック 10周年記念シンポジウム が開催されます

タイトルは、
We are what we eat
いままでの、そして、これからの
10年後の栄養療法を語ろう

有楽町朝日ホール
10:30 ~ 16:00 (受付開始10:00)

定員750名(事前申込要) 参加無料
案内ページ
http://www.orthomolecular.jp/seminar/2013-0908/

申込みはこちらから
http://www.orthomolecular.jp/seminar/20130908_tokyo.pdf

 

午前の部
Tokyo DD Clinic 内海 聡先生をスペシャルゲストとして迎え、溝口先生との対談が行われます

内海先生は、
医学不要論』、『日本の「薬漬け」を斬る』、『精神科は今日も、やりたい放題
などセンセーショナルなタイトルの本を数多く出版なさっています

 

■午後の部:
第一部

全国の栄養療法実践医師を招いてのパネルディスカッション
桑島先生、姫野先生を始め、栄養療法を実践なさっているドクターとの討議が行われます

 

第二部
10年後の栄養療法を語ろう

溝口先生の司会進行のもと、栄養療法のこれからのあるべき姿について
参加者と一緒に語り合うようです

 

10年後に、栄養療法はどのように認知され、普及しているのでしょうか?
栄養療法が慢性疾患治療における主流となり、
医局、学閥、学会などの垣根を越えて臨床応用されるようになっていれば…と願ってやみません。

治療方法の選択肢の1つとして、栄養療法への理解・周知が常識化し、
先進医療としての保険適用がなされ、
より多くの人が手軽に受けられるような体制が構築されていれば素晴らしいですね

高濃度ビタミンC点滴が癌に効く事も
精神疾患がナイアシン不足を起因としている事も
医学会では、長らく否定され続けてきました

ですが、今日ではそうした治療効果は多くの医師達が認める所となり
アメリカなど、海外ではかなり普及が進んでいるというのが事実です

日本では、今正に栄養療法や糖質制限がその批判の矛先となっています

 

2020年までには、今までの医療常識が覆り、
分子整合栄養医学が有効な治療法としての地位を確立している
そんな素晴らしい時代をむかえている事を期待しています

 

6月 新宿 溝口クリニック 座談会

6月4日に開催された、栄養療法の溝口先生による座談会に参加してきました。
座談会のテーマは  『コレステロールと疾患

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「コレステロール」と聞いてイメージするのは…
・数値が高いと身体にとって良くない
・動物性たんぱく質や脂質は控えるべき
・悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らす食事が重要

高血圧や高脂血症、脳卒中の原因とも言われています

このような固定観念が日本人にとっては当たり前になっているのですが、
コレステロールは生体にとって必要不可欠な脂質の一種であり、
大量に摂取しても、疾患との直接的な因果関係ないと示すデータもあるそうです

日本人のたんぱく質摂取量の推移を見ると、
1970年代までは、圧倒的に植物性たんぱく質の摂取量が多かったのですが、
1980年を境に、動物性たんぱく質の摂取量が上回るようになりました

動物性たんぱく質の摂取量は飛躍的に伸びた事を起因として、
我々日本人の寿命も大幅に伸びる事になります

植物性たんぱく質と動物性たんぱく質の摂取量の逆転時期とリンクして、
脳出血の数も減少したと示すデータがあります
コレステロールを摂取すると、血管の壁が丈夫になります

巷で良く言われるのは、
卵を大量に摂取するとコレステロールが上昇する…という物ですが、

厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎 国立がんセンター予防研究部長)
により2006年11月発表された研究によると、
全国9府県の40-69歳の男女約9万人を1990年から10年間追跡した所、
心筋梗塞を起こした462人について食生活などとの関連を調べた結果、
卵を毎日食べる人とあまり食べない人では、
血中コレステロール値の高さや心筋梗塞の起きやすさに大きな差がない
(但し、集団値と個体値では異なる結果が得られる)

事が判明したそうです。

 

そもそも、食物から摂取できるコレステロールは全体の2割で、
残りの8割は肝臓で作られます

生体にはコレステロールをコントロールしくみが備わっているので、
食物摂取により増えると、肝臓での合成は控えられるのです

 

座談会では、コレステロールと疾病の因果関係や
コレステロール摂取増加に伴う寿命の伸びを示した資料を見ながら
お話を伺う事が出来ました

こうした研究データがありながら、
未だに多くのドクターや一般人は
「コレステロール」=「悪」というイメージを持ったままにあります

その背景には、
・製薬会社から提供される一方通行の情報
・医療ガイドラインに記載された数値を鵜呑みにしている(訴訟対策)
という現状があるようです

 

今回の座談会ですが、講義内容は後日動画として配信されるそうです
http://www.orthomolecular.jp/

次回の座談会は、7月2日(火曜)15:30~ です

2013-0604-152605332

 

 

溝口クリニック 分子栄養学勉強会

2013年5月18日(土)に新宿溝口クリニックにて
定真理子先生による月次の定期勉強会が開かれました

今回のテーマは、
『全身に影響する病気 -肥満・歯周病-』

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肥満や歯周病が全身の疾患に関連する事を学びました

キーワードは、TNF-α
TNF-αは、脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカイン (生理活性物質) の1つで
筋肉、脂肪組織や肝臓での糖の働きを抑制する作用がある
肥満時には増加し、糖尿病や動脈硬化などのリスクを高める

TNF-α合成が乱れると、脂肪細胞のGULT-4へのシグナル伝達が阻害され、
細胞へ血糖値が取り込まれず、高血糖や高インスリン血症が起こります

近年、歯周病からもTNF-αが作られている事が判明したそうです

歯周病は軽度な炎症でも糖尿病を悪化させたり、
心筋梗塞や脳梗塞、や高齢者の誤嚥肺炎、早流産や低体重児出産など、
全身への影響を与える事が認めらるようになりました

免疫を高める為に、腸管環境を改善すると同時に口腔細菌叢のバランスを保つ事が重要になるそうです

歯周病予防や治療には、ラクトフェリンが効果的ですが、
最近は、ラクトフェリンを分解してしまう歯周病原因菌由来の分解酵素も発見されているとのこと

重度の歯周病では、咀嚼するだけで口腔内の内毒素量が増える事もわかっているそうです

 

栄養療法を基盤とした口腔治療には、医科と歯科の連携プレーが必要になってきます

現状の身体状況や疾患の原因、症状を正確に捉え、
必要な栄養素をどう補っていくか、どんな疾患手段を取るのか

栄養療法をベースとした治療が、医科歯科の双方から可能になれば
患者にとっての選択肢も広がり、治療メリットも大きくなると考えています

事実、分子整合栄養医学を学ばれる歯科医は増え続けており
溝口先生のセミナーも毎回大盛況のようです

 

次回のセミナーは、6月22日(土曜日)15:30 から開催です。

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