南青山のお洒落なブランドがひしめくロケーション
今宵はコンテンポラリー・フレンチで有名なランベリーにお邪魔してきました
口コミサイトの評価は4.11と驚異的です
外観

レストランは青山プラダブティック すぐ後ろのビルに位置します
地下へと続く階段を降りるとレストランのドアがあります
店内の様子
各テーブル共に、壁に面した席はソファーになっていてクッションも置かれています
居心地がとても良いです


*上記画像はレストランサイトよりお借りしました
L’EMBELLIR へは初訪問ですが
当日の予約にも関わらず、低糖質コースのリクエストを引き受けて下さいました
『奇跡の美食レストラン』 には、4日前までの予約 との記載がありましたが、
当日の午前中に電話して伺った所、低糖質コースで対応可能とのご返答を頂戴しました
本の紹介文に、『低糖質メニューは、通常メニューとさほど変わらない』
という一文があったので、準備するお店側の負担も少ないのではと思い電話してみたのです
言ってみるものですね!
電話での対応もテキパキしていて、流石ミシュラン獲得店は違います
因みに、『奇跡の美食レストラン』 は、2012年 6月に発売されていますが
記載内容と実店舗での対応状況は異なる場合が結構あります
仕入内容によりメニュー構成が変更される事は勿論ですが、
「○○日前まで要予約」と記載がされていても、今回のように当日対応して貰える場合もあれば、
「当日予約 相談可」と記載がされていても、対応出来ないという返答が来る事もあります
レストラン側のご事情や食材・調理の準備もあるでしょうから
変更内容や最新情報については、電話で直接確認するのが望ましいでしょう
「100%低糖質には出来ないが、出来る範囲で当日対応させて頂きます」
と返事を貰えるレストランもあります
で、結果的に完全低糖質コースを出して下さったのが、代官山ASO でした
感涙ものの体験でした
コース内容
低糖質コース 13,650円 (サービス料別 10%)
*昼、夜とも同じメニューで提供
*要予約 (4日前まで 2名から)
メニュー

各お料理の糖質量の記載はありませんでしたが
お店の方に伺った所、感覚的な糖質量の合計は40g以下だそうです
胡瓜のゼリー アンチョビソース

キュウリのゼリーとは面白いアイディアです
涼感豊かなアミューズからのスタートです
マツタケのフリット 宮崎産 ヘベス添え
*メニュー表に記載はありません


ヘベスとは、宮崎、日向でしか採れない「平兵衛酢」と呼ばれる柑橘類で、カボスに似たお味です
http://www.miyazakiya.jp/webshop/hebesu/
農園野菜のテリーヌ

こちらのスペシャリテです
華やかで美しい一品です
17種類の野菜を使っています
散りばめられたお花も全て食べる事が出来ます
ショウサイフグの白子の湯葉包み フランス産サマートリュフと焼野菜


夏が旬のショウサイフグです
白子はとろ~りと口の中でとろけます
リ・ド・ヴォーのフリット パプリカの詰め物 ミックススパイスの香り
オーストラリア産 黒トリュフ


プレート左側がフリット仕立て、右側がパプリカが敷かれた物
2種類の味が楽しめます
右側の方が圧倒的に美味しかったです
潮の香りとハーブ キスのポワレと貝類のナージュ 宮崎産ヘベスを添えて


ナージュとは、
香味野菜(セロリ、ニンジン、タマネギなど)や白ワインを加えて煮出したブイヨン(だし汁)で
魚介類や甲殻類を調理し、その煮汁を煮詰めソースとする調理法だそうです
様々な魚介類から取られた出汁は、奥行きのある旨みを演出します
ヘベスの酸味との相性も素晴らしい
こちらは、神奈川県産のハーブで、ナージュと共にテーブルに運ばれます

多種多様な彩り豊かなハーブを自分で摘んでお料理に加えます
お皿の周りに添えられたハーブも一緒に入れて楽しむスタイルです
北海道白糖産夏鹿のロティ 黄ビーツとトリュフのピュレ
南清里産フランボワーズの香り


パン(Kコンプレ)


こちらでも、パンは 『シニフィアン・シニフィエ』 Kコンプレを採用していますね
糖質量が若干オーバーしても良い場合には、
Kコンプレの追加、若しくは、通常の小麦粉のパンもお願いできます
本日のフロマージュ
ワゴンからお好きな種類のチーズをチョイス

チーズはアレルギーがあるので、ここでも断念…
これ程のラインナップを目の前にして涙を呑むばかりです
レストランからは、代わりにサラダの提供の申し出を受けましたが、遠慮させて頂きました
胃袋に入る余地は十分にありますが、
コースの流れを考えると、このタイミングでサラダはちょっと食べにくいです
個人的な提案ですが、
ナッツやラカントSで味付けした小魚、少量の生ハムなどを頂けると嬉しいですね
乳製品にアレルギーがあっても安心して頂けますし、
血糖も上げず、ワインを飲まれる方にも合うと思います
レストラン側には例外的なお客に対する、余分なコスト負担になるかもしれませんが…
マルコナアーモンドのブランマンジェ

濃厚なアーモンドの甘さが印象に残るデザートでした
小菓子 ラズベリーのマシュマロ

ミントティー

フレンチレストランでは、季節のハーブティーとして
この時期ミントティーを提供する所が多いようですが、
各店舗によってグラスのポッドが違うので、毎回どんな形や素材の物が出てくるのか楽しみです
こちらのレストランでは、角型のガラスポッドに茶こしが添えられたタイプでした☆
お口直しの一品 京都産 紅イモを使ったジュース

19時から食事を開始して、終了は21時半過ぎ!
フレンチのコースはゆったりですから、お時間に余裕を見て行かれる事をお薦めします
最後の方は、デザートやお茶を出して頂くスピードをアップして頂きました…
時折、シェフご自身がフロアに料理を運んだり、お皿を片づけたりしながら
さりげなく客席の状況に目を配っていらっしゃいました
少し残念だったのは、
大人数のスタッフが忙しなくフロアを行き交っている割には
テーブルに目が行き届いていないシーンが散見されました
アルコールを注文しなかったので、ガス入りのお水を注文しましたが
グラスが空になっても気づいて頂けず、数回呼び止める場面も…
お店は8割方埋まっていて、混雑していたのでそれもご愛嬌
人気店ですから仕方ないかもしれません
店を出る際に、 『低糖質ではありませんが・・・』 と、お土産にクッキーとラクスのお菓子を頂戴しました
可愛らしいバッグ型の小箱に入っています♥


西麻布 チャオベッラ に伺った時にもお土産を頂きましたが、こうしたサービスは嬉しいものです
最後はバタバタと店を後にしてしまったのですが、
時間が許せば、シェフの方から直接お話しを伺ってみたかったです
日本の旬とエスプリを表現したハイレベルなフレンチレストラン
ランベリーのご紹介でした
L’EMBELLIR (ランベリー)
公式サイト:http://www.lembellir.com/
食べログ :http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13111824/