Category Archives: 低血糖

8月・9月 溝口クリニック座談会 (栄養療法説明会・情報交換会)

8月・9月 溝口クリニック座談会の内容が決定したとのアナウンスがありました

『栄養療法説明会・情報交換会』

http://www.shinjuku-clinic.jp/seminar/zadankai.html

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8月・9月の座談会は、
受診中の方でお友達や知人に紹介したいのだけども…と迷っている方、
受診してみたいけれども、どのような流れで進めていくのかご不安な方
そんな方々にご参加いただける場となっております。ぜひこの機会をご利用下さい。

場所: 新宿溝口クリニック セミナールーム(御苑前311ビル4階)
定員: 約35名
費用: 無 料
<対象者>
・医療機関で栄養療法を行っている方とその家族やお知り合い
・受診を検討されている方、など

15:30 ~ 16:15 患者交流会・情報交換会
16:15 ~ 16:30 クリニック受診説明会(医師による診療相談ではありません)
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申込みはこちら
http://www.shinjuku-clinic.jp/form_seminar/general_s02.pdf

 

若い女性の場合は糖質制限ダイエットの効果はすぐには見えにくい?

糖質制限を実践し、5か月で14kgのダイエットに成功した
50代の男性ドクター(ドク・カルピンチョ)のブログです

2012/12/06 の投稿に、
「若い女性の場合は糖質制限ダイエットの効果はすぐには見えにくい」
がありました

私の場合、糖質制限の目的は減量ではなく、
体質改善の改善や不定愁訴の治療が主たる目的でした

内臓脂肪の状態は測定した事が無いので何とも言えませんが、体重に関しては標準範囲です

結論から言うと、糖質制限を開始して3ヵ月、体重に変化はありません

敢えて言えば、
・白米や精製パンを食べていた頃よりウェストが細くなった気がする
・食後もお腹の張りや胃もたれが無い(ぽっこりしない)
・身体が軽い
という改善傾向が見られますが、体重に変化が無いのですから

錯覚や勘違いであるのかもしれません

高タンパク質な食事は継続していますが、
運動も特にしていないので、そのまま筋肉なるとも考えづらいです


・毎日の食事は高タンパクになり、量・カロリー共に増加
・運動はしていない (数十分の無酸素運動ですらしていません)
という事を考えると、体重が現状維持できている方が不思議なのかもしれません

 

ここで改めて、何の為に糖質制限や栄養療法をするのか を考えてみると、
・ダイエット
・低血糖症、糖尿病、うつ治療の一環として
・生活習慣病の予防
・血糖値を上げる事により血管を傷つけたくない
・身体に必要な栄養素を摂りいれる
各人によって目的や実践レベルも異なるのが自然です


では、何を目安に体質・体調が改善したと見なすのでしょうか?

糖尿病などの明らかな持病を患っている方であれば、
HbA1cや尿糖や食後血糖値などの数値化された結果で、その効果を推し量る事は可能です

一方で、体調や気分が良い、何事も前向きに考えられるようになった、生活リズムが整ったetc….
数値化されない、心理的側面からもその効果というのは図れると思います 

私の場合、体重や基礎体温の変化は見られませんが
活動的になったり、生理周期が安定して痛みが軽減されたり、冷えも緩和されました

感覚的な認識が正しいのかどうかを立証に当たっては
やはり医療機関での定期検査が有効になると思います

血液検査では、
・内臓脂肪(脂肪肝)
・HbA1c
・フェリチン
・γ-GTP
・中性脂肪
などが分かります

血液検査や尿検査を定期的に受ける事によって結果を複合的に勘案し
糖質制限や栄養療法の正当性を自分で確かめて行こうと思っています

 

確かに、おやじダイエット部の奇跡 のようなミラクルが起これば
女性として有り難いに越したことはありませんが、現体調が良好という事実だけでも良しとし、
あとは、ドク・カルピンチョの言う通り、長期的な視野で捉えていくことが重要なのでしょう

ブックレビュー 『糖質ゼロの健康法』

食べても太らない!『糖質ゼロ』 の健康法
釜池豊秋先生

糖質制限は不要
糖質摂取量はゼロ
と明言される釜池医師の本です

toshitsukakumei_kamaike

~概要~

減量の為、独自の食事療法を研究した結果として辿り着いたのが、
全く新しい食事・エネルギー代謝論理に基づく 『糖質ゼロ食』

インスリン放出が生じない「1食の糖質量5g未満」を提唱

食後の血糖値上昇に伴い、インスリンが分泌される
血糖値がに戻るのは3時間後だが、血中のインスリン濃度が戻るには更に1時間かかる
この1時間の差が、我々が空腹を覚える(過食の)原因になるとしている
(糖質を摂取すると、約4時間は脂肪をエネルギー源として利用できない)

よって、朝食・昼食を抜き1回の食事(夕食)の糖質量を5g未満と設定
ヒトにとってふさわしい、本来の食事法としている

・1日1食(朝と昼は不要 珈琲などの簡単な飲み物のみで済ます)
・ヒトは食いだめする機能が備わっており、栄養を有効的に吸収するため、食後は横になる(休む)
・脳のエネルギー源は脂質=ケトン体(3-ヒドロキシ酪酸、アセト酢酸)

・肥満のメカニズム
糖質を摂取し、グリコーゲンとして肝臓から溢れ出て、
余分な血糖が中性脂肪として蓄えられるから太るのではなく、
糖質摂取 → インスリン分泌 → 血糖値が下がっていてもインスリンの濃度はそのまま
→ 低血糖状態 → 空腹を覚える事で食事をする → 栄養過多に陥る → 結果、肥満になる
としている 

・「糖質ゼロ+α」食
長期間に渡って糖尿病治療を受けている人は、
「糖質を摂らなくても血糖値が上がる体質」になっており、体内で過剰な糖新生が生じる
糖尿病患者が、自らのタンパク質を糖新生で使ってしまい、痩せるのはこのため

糖新生の材料となる、タンパクを減らし、同時に、筋力トレーニング(スクワット)で成長ホルモンを促進、アミノ酸を筋肉で使用させる
そうすると、糖新生で使用されるアミノ酸が減り、血糖値上昇を抑える
生クリーム、バター等の油脂で、カロリー不足を補う

*既に糖尿病治療を受けている患者が『糖質ゼロ食』に着手する場合は、
服用している薬・インスリン注射をやめるよう断言

主治医に相談した所で理解も得られないので、不明点・疑問点があれば釜池医師に直接メールするよう記載

Dr Zeroの食事日誌
http://kamaikeclinic.blog76.fc2.com/

 

~所感~

釜池先生の歯切れの良い文章・論考に感嘆です

これまで読んできた糖質制限関連の書籍の中では、最も厳しい食事法です

1日1食にする事やインスリンの肥満メカニズム、糖質ゼロ+α食に関しては
科学的根拠、医学的裏付け、生活様式、食文化、個人の体質、健康状態、既往歴を鑑みて
全体的、或いは、部分的に氏の主張をすんなり受け入れられる方も多いのでは無いでしょうか?

糖質制限への多角的な理解を深められる一冊です

ブログでの食事内容も参考になります

 

IgGアレルギー検査

低血糖症と診断されて、糖質制限を開始してから1ヵ月間

体調は非常に良好
糖質制限を開始してから1週間も経たないうちに、効果が現れていました

・身体が軽い
・朝はスッキリと目が覚め、夜の寝つきも良い
・午後や夕方頃、急激な眠気に襲われていたが解消
・生理痛がなくなる
・肌の調子が良い
・イライラが減り、前向きな気持ちになる

 

糖質制限開始から半月後に、
-プロテイン、ヘム鉄、ビタミン群の医療用サプリメントの摂取開始
-高濃度ビタミンC点滴を受ける

 

体調は更にも増して、快走中だったかのように思えました 
所が、糖質制限を開始してから1ヵ月半を過ぎた頃から
急激に体調が芳しくなくなって来ました

 

具体的な症状は、
・今まで出来た事の無い場所に大きなニキビが出来る
・一日中怠くて、疲れが取れない
・気持ちに積極性が欠け、やる気が起こらない
・昼過ぎから抵抗できない程の眠気に襲われる

 

糖質制限開始から体調不良に陥るまでの経過グラフ

 20121117_IgG_Toushitsuseigen

 

一過性の症状に過ぎないと思い、そのまま放置していたのですが、
改善の兆候が見られません

この間、糖質制限は継続しており、
1日当たりの糖質摂取量は20g以下、所謂スーパー糖質制限でした

 

原因を探るべく、主治医の先生に相談すると
『IgGアレルギーの可能性があるので、血液検査を試すように』 との指示が。

IgGアレルギーは、遅延型アレルギーの事です

蕎麦を食べると全身にブツブツが出来る
卵を食べると痙攣を起す
と言った、即座に反応が出る、即時型アレルギー(IgE抗体)とは異なります

 

IgGアレルギーは、遅延型アレルギーで、
摂取後、数時間から数日後に症状が出るものなので、
本人も周囲も直接的な原因に気づかない事が多いのだそうです

 

日本では医師の間でも周知されていないアレルギーの類らしく、
日本の機関では抗体測定を行っていない為、米国に採血した検体を送る必要があります
以下は、IgGアレルギーと診断されるまで、私が実際に踏んだ手順です

 

~アレルギー抗体を調べる為の採血検査

病院:オーソモレキュラーの実践クリニック(23区内)
費用:3万円弱 (自費) *価格は医療機関により異なる

検査機関:
US Bio Tek http://www.usbiotek.com/ 
日本語 http://www.detox.jp/usbiotek/index.html
正規代理店:アンブロシア株式会社 http://www.ambrosia-kk.com/

米国の検査機関に検体を送付
日本人の食事項目に内容を修正した上で返送
10日から2週間程で結果判明 

IgGアレルギーとの診断
アレルギーを引き起こす、食品名一覧の受け取り
私の場合、以下の食品に対して遅延性アレルギーが見つかりました

反応クラスの見方
0: 無反応
Ⅰ:非常に低い
Ⅱ:低い
Ⅲ:中程度
Ⅳ:高い
Ⅴ:非常に高い
Ⅵ:極めて高い

 
◆肉類
・卵白(反応クラス6)
・卵黄(反応クラス6)

◆フルーツ
・チェリー(反応クラス3強)
・キウイ(反応クラス3強)
・パイナップル(反応クラス5強)

◆乳製品
・カゼイン(反応クラス6)
・チェダーチーズ(反応クラス6)
・カッテージチーズ(反応クラス6)
・牛乳(反応クラス6)
・ホエイ(乳清)(反応クラス5強)
・ヨーグルト(反応クラス6)

◆シーフード
・あわび(反応クラス3)
・カキ(反応クラス3)

◆ナッツ・穀物
・アーモンド(反応クラス3)
・キドニー豆(反応クラス4)
・さやいんげん(反応クラス4)
・小麦グルテン(反応クラス4)
・オート麦(反応クラス3)
・ゴマ(反応クラス3)
・全粒小麦(反応クラス3)

◆野菜
・もやし(反応クラス3)
・ピーマン(反応クラス3)

◆その他
・蜂蜜(反応クラス3強)
・製パンイースト(反応クラス4強)
・醸造用イースト(反応クラス4)

20121117_IgG_Toushitsuseigen_1

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20121117_IgG_Toushitsuseigen_4

 

 

~検査結果を受けて~

糖質制限を実行する者としては、筆舌に尽くしがたい程に深刻な結果になりました

抗体検査を受ける前は、アレルギーに対し、非常に楽観的に捉えていました
体調不良はあるが、一時的な状態に過ぎない。この自分に食品アレルギーなどあるはずない!と

所が、実際には目も当てられないような結果となったのです

これはある意味、
一部の外科医が 『自分は癌にはならない』 と根拠の無い自信を持つ事と同じ感覚もしれません

 

思い起こせば、糖質制限を開始して以来、
肉、魚、鶏卵、チーズの摂取量は以前の3倍から5倍近くになっていました
1日に1個程度だった卵の摂取量は、糖質制限を皮切りに、1日に5,6個にもなっていました

チーズも同様
プロセスチーズ、モッツァレラチーズ、とろけるチーズ、チェダーチーズetc…

ナッツ類も、間食として大量に食べていました

肉類、魚介類も含め、
糖質制限を始めてから、急激に高タンパクな食事になった事が
今回のアレルギー症状に繋がったのでしょう

 

ただ、糖質制限を実施し、高タンパクな食生活になった事が直接的な原因ではなく、
高タンパク質な食品に対し、自信の身体の消化・免疫システムが対応しきれなかったのだと考えています 

長年の高糖質な食生活によって、腸内には悪玉菌が増大
腸管壁が炎症・損傷し、腸管系の吸収機能に障害をきたし、
本来は吸収しない大きい分子の食物が粘膜を超えて侵入する事で身体が異物として認識
この結果がアレルギーとして現れているもようです

LGS (リーキーガット症候群) 
http://nutweb.sakura.ne.jp/iframe/03_ippan/03lgs/lgs.html

 

~IgG抗体によるアレルギー症状~

全身疲労、イライラ、頭痛、痩せにくさ、食欲過多、偏食、注意散漫、下痢、便秘、膨満感、
胃潰瘍、喘息、関節痛、湿疹、じんましん、肛門のかゆみ、腹部の痙攣痛etc…

 

 

 
~今後の対処法~

アレルギー反応が出てしまった以上、一定期間に渡り、これらの食品を口にする事は出来ません
無理やり食べる事も出来ますが、再び体調不良に陥る事が目に見えています

主治医からの指示としては、
・アレルギー反応が出た食品を半年間摂取しない
・その間、腸粘膜(腸管免疫)を鍛える ⇒ プロバイオディクス等のサプリ摂取

アレルギー反応を起こす食品の摂取を止めている期間中に腸内環境を整え、
高タンパク質な食事にも耐えられうる身体を形成する必要があります

 

たとえ、反応クラス3だとしても、用心して、その食品は極力摂取は控えるべきとの指示がありました

 

検査結果と共に
『食物の除去&ローテーションガイド』 という冊子を貰いました

代替食品による食事計画の立て方
アレルギーの原因食物の科(ファミリー)一覧
が掲載されています

 20121117_IgG_Toushitsuseigen_7

 20121117_IgG_Toushitsuseigen_8

 

 

フルーツは摂取量が激減しましたし、種類によっては殆ど口にしなくなりました
鮑も食べなくとも影響は全くない食品です
蜂蜜も糖質制限者にとっては無縁の物です

 

しかし、チーズや乳製品、卵と言ったタンパク源は大きな痛手です
これでは、何も食べる事が出来ません

製パン用イーストにも反応が出ている為、ふすまパンや大豆粉パンもNGなのでしょうか?

 20121117_IgG_Toushitsuseigen_6

 

糖質制限で爽快になり、低血糖の症状も随分と改善されつつあったのに、
新たにIgGアレルギーとの戦いが始まってしまいました

食事対策や体調の改善状況についても随時アップする予定です

栄養療法 セミナー情報

MSS主催 セミナー情報
http://www.mssco.jp/seminar/

 

プラクティカルセミナー スペシャル編
場所:東京
日時:2012年12月9日(日)10:00 ~ 17:00
対象:MSS契約施設(医師、歯科医師)

 

ベーシックセミナー
すべての科で可能なサプリメント外来導入のスタートアップ
場所:東京
日時:2013年2月24日(日)13:00 ~ 17:00
対象:医師、歯科医師
http://www.mssco.jp/seminar/basicseminar_20130224_v1030.pdf

 

栄養素別セミナー
場所:東京
日時:2013年1月19日(土)(仮)13:00 ~ 17:00
対象:MSS契約施設(医師、歯科医師)

 

アドバンスセミナー
場所:東京
日時:2013年1月20日(日)10:00 ~ 17:00
対象:対象:MSS契約施設(医師、歯科医師

 

ターゲットセミナー 免疫(仮)
場所:名古屋
日時:2013年2月10日(日)10:00 ~ 17:00 未定
対象:MSS契約施設(医師、歯科医師)

 

ターゲットセミナー 貧血・女性の健康(仮)
場所:東京
日時:2013年3月10日(日)10:00 ~ 17:00 未定
対象:MSS契約施設(医師、歯科医師)

 

*詳細に関しては、MSSに直接お問い合わせください
http://www.mssco.jp/info/contact.htm